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スーツを購入する際に丈を合わせる

スーツを購入する際に丈を合わせるとき、ウェストの位置をキチンと合わせなかったり、ベルトをしない状態で採寸してしまったりしたことが原因として考えられます。また、流行を取り入れた着こなしとして細身のパンツを靴下が見えそうなぐらいに短めにして履くスタイルもあります。この場合、基本的なビジネススタイルというよりオシャレを楽しむというものですので、業種や職種、TPOを考えて合わせた方がいいですね。パンツの丈も、裾幅によってぴったりした長さがあります。通常より細めのパンツならやや短めの丈にしたほうがすっきりとまとまります。具体的には、裾幅が21cm未満の細いパンツなら、ワンクッションよりやや短いハーフクッションで、21cm以上のものならワンクッションというようにバランスを見ながら丈を合わせましょう。

黒のセーターがお似合い

「黒のセーターがお似合いね」ある日、知人が嬉しい言葉をかけてくれた。ソニア・リキエルのものだった。衿ぐりの感じとゆったりしていてフィットした身頃、素材の優しさが黒を似合うものにしてくれた。敬遠していた心がまた黒に戻ってきた。まだ処分してはいない黒のシルクニット、二、三年放ったままのそれを、工夫して自分に似合うようにしてみたい。甘みのある色と柔らかな素材をプラスしたらどうかしら。パキッと白か生成りのパンツに合わせてみるのもいいかもしれない。衿をオープンにして、きれいなガラス玉のアクセサリーをジャラジャラとのぞかせるというのも良さそう。こんなふうに諦めていた色や服を、もう一度着こなしてみたい。明らかに流行遅れの服ならいざ知らず、好きだったり思い入れのあったりする服は似合わないから、と諦めるのはもったいないもの。

正装の基本は、長袖上衣+長ズボン+長袖シャツ+タイ

元首相の半袖「省エネ」スーツ、二〇〇〇年時点での現東京都知事のノーネクタイは記憶に新しい。しかし、どうしたことか、大衆はそれに続かないのである。実はスーツ発祥の地、イギリスでも、一九三〇年代に男性服改革運動が大々的にメンズードレスーリフォームがおこなわれたことがある。「男性服改革党」(一九二九−三七年)が主導した運動がそれである。暑い夏は、非合理的な長袖長ズボンのスーツをやめ、もっと通気性がよくて衛生的、しかも見た目にも美しい正装を作ろう、という大真面目なキャンペーンである。しかし、これも一部のインテリの間で盛り上がりを見せただけで、大衆は結局、ついていかずじまいであった。スーツは、半袖になったり半ズボンになったりしたら、「スーツ」ではなくなるらしいのである。弁当詐欺師のように、ネクタイを省略したり、多くのサラリーマンのように、会議・接客以外の仕事中はジャケットを脱いだり、さらにシャツの袖をまくり上げるなど、TPOに応じた着崩しのバリエーションは許される。しかし、それは例外的な着崩しであって、正装の基本はあくまで、季節を問わず、長袖上衣+長ズボン+長袖シャツ+タイ。